身の回りに、テレビゲームの「コントローラ操作が苦手で」と言う人が多い気がする。
「忙しいのが苦手」「あわてるのが嫌」「ぜんぜんうまく動かせなくておもしろくない」。いろいろな表現があるが、要は「操作が苦手」ということ。
どんな操作もうまくいかないという人もいれば、慌てるとダメという人もいる。あるいは、複雑な操作が苦手な人もいる。
かつては、バイオハザード2をやり込んで、ナイフクリアまでやっていた人が、最近「ゲームの操作が苦手」とのたまい、お前が言うなよと思ったが、本人は苦手と思っているからしかたない。
ぼくの観察範囲では、苦手と言うのは女子が多い。理由はわからない。偶然、話題にすることが多かったのかもしれない。男子は弱みを見せないからかもしれない。
ぼくだってコントローラ操作が得意と思わないが、苦手とも思わない。上手い下手より、習熟する過程がおもしろいと思っているふしがある。
ゲームの操作習熟を「学習」と捉えると、そのスピードは速い。外国語にせよ、数学にせよ、楽器にせよ、すぐは上達しない。
これらと比べゲーム操作の習熟速度はめちゃくちゃ速い。それこそがゲームの楽しみな気さえする。速く覚えたものは速く忘れるの法則があるので、忘却速度も速い。
だから「前はできたのにいまはできない」ストレスも大きい。
もしかして、「前にできたはず」も苦手意識につながっている人もいるのかな?
ゲームを作る立場では「操作を簡単にする」「リアルタイム性を抑える」などがあるとは思うが、「そもそもこの苦手意識は何なんだろう?」が気になって仕方ないのである。
